ローイングのフォースカーブの読み方
フォースカーブは、キャッチからフィニッシュまでハンドルにかける力を示します。その形から、ドライブのどこで力を出し、圧力を維持できたか、ストロークがひと続きにつながっているかが分かります。
キャッチ
キャッチはドライブが始まる瞬間です。力はゼロ付近から始まり、脚の力がハンドルにつながると上がります。見たいのは、垂直な突起のない、しっかりした立ち上がりです。突起の直後に落ち込む場合、負荷はかかったものの、ドライブへつなげられていません。
ピーク
ピークはストロークで最も強い力が出る点です。上の参考カーブでは、脚がまだ働いているドライブの最初の3分の1付近に現れ、丸みを帯びて負荷のある中盤につながります。高さは努力の強さで変わります。可能な限り高い点を狙うより、位置と形のほうが役立ちます。
ピークが遅いとは、脚がドライブを確立すべき時点を過ぎてから最大の力が出たということです。脚が早い段階で担えなかった仕事を、背中と腕が仕上げています。きつく感じても、遅くつながりの弱いストロークになる場合があります。
フィニッシュ
ピークの後は、脚が伸びきり、体幹が開き、腕が引き切るのに合わせて力が徐々に減るのが理想です。滑らかな末尾は、圧力を保ってから抜いたことを示します。崖のような急落は、フィニッシュ前にハンドルが軽くなったことを示します。
二山の意味
谷を挟んだ2つのピークは、ドライブが力を失ってから再び取り戻したことを示します。脚がハンドルに負荷をかけ、体幹が開くところでつながりが切れ、腕がもう一度力を出す場合によく起こります。Row Smarterは明確な落ち込みをストロークごとに検出します。同じパターンが3ストローク中2ストロークに現れた場合にだけ、反復するテクニックの問題として示します。
スケールを固定する理由
Row Smarterは、キャリブレーション済みのカーブを選手ごとに固定したスケールで描きます。設定で変更でき、初期設定の最大値は800ニュートンです。各ストロークをグラフいっぱいに拡大すると、軽いストロークも強いストロークも同じ高さに見えます。自動調整は、見たかった変化を隠します。スケールを固定すれば、次のストロークでも高さが力を表し続けます。
入力元がニュートン単位のキャリブレーションを確立していなくても、形は役立ちます。ただしアプリは未校正のカーブと明示し、架空の単位を付けません。
比較できるものを比較する
カーブは連続測定ではなくサンプルの列です。形を比べるには、同じマシン入力元、互換性のあるキャリブレーション、比較可能なサンプリングが必要です。レートも重要です。20 spmと34 spmのドライブは同じ課題ではありません。
Row Smarterは入力元とサンプリングの詳細をストロークとともに保存し、公平に比較できるカーブだけを比較します。セッション分析では、ピーク位置、充実度、一貫性、繰り返す力の途切れを読み取ります。
フォースカーブを提供するマシンを確認するか、Row Smarterとほかのローイングアプリを比べてみてください。